独立展の若き作家たち-2011
●第78回展より。作品とショートコメント「独立展とは」
砂川啓介 小野田拓真
毎年一年間で大作を複数制作することは、決して楽なことではありません 。 私も活動をしていく中で自分と向き合い、課題をこなしていくことを心がけ、 独立展という歴史ある団体で恥のない作品を制作出来るよう日々精進していきた いと思います。 私にとって独立展とは、勉強をする場所です。展示では、普段思いもつかない面白い構図やアイデアあふれる作品があります。それを他人から楽しく学び取れることができる環境として、独立展があります。
羽賀文佳 中島伸一
「公募展が一番平等だ」学生時代の恩師が独立展のことを教えてくれた時からわたしの心は決まっていたように思う。様々な表現方法を試していても、必ず帰ってくることのできる場所。それがわたしにとっての独立展です。 独立展を見たとき、壮大で質の高い作品に感動し、いつか出品してみたいと思っていました。今、私にとって独立展は自分を成長させてくれる良き仲間と時には厳しく的確で温かい助言を下さる先輩方が誇りに思える展覧会です。
藤下 覚 児玉沙矢華
独立は自分にとってチャレンジする一つの舞台であり、良き勉強の場であると思います。 「独立って?」 あの当時、何も知らずに出品しましたが、長いような、短いような時間を独立と共に歩んできたことは、自信と励みになりました。 私にとって独立展は学びの場です。歴史を築いてきた先輩方と出品者の方々の作品やご意見は、描き続ける励みになっています。これからも尊敬する方々から、技術や考え方、生き方など、多くを学びたいと思います。